2011.03.31 (Thu)
★トータス松本「一日一歌」〜ロビンソンへ〜

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ロビンソンへ/一日一歌

 

2011.03.30 (Wed)
★トータス松本「一日一歌」〜火の鳥〜

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火の鳥/一日一歌

 

2011.03.29 (Tue)
★トータス松本「一日一歌」〜日本人やぞ〜

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日本人やぞ/一日一歌

 

2011.03.28 (Mon)
★トータス松本よりメッセージ その3.

「これまでの曲解説と、これからの一日一歌」
大変な人もそれほどでもない人も、みなさん元気ですか。
復旧は遅々としてなかなか進みませんが、
いつも無事を願っています。

おれも仕事に集中することで、自分を保っています。
ツアーの準備やその他、なんだかちょっとリアリティがない感じだけど、
もともと立てていた年末までの予定、余計な心配はスタッフにまかせて、
おれはとにかく突っ走るつもりです。

さて、
必要ないかもしれないけど、ここまでの曲を解説してみたいと思います。
イメージが壊れるかもしれないので、読む読まないはもちろん自由です(笑)。


「笑ってる人の顔を見て」
地震から三日経った頃、おれは自分が全然笑ってないことにふと気づいた。
家族やスタッフの表情が暗いのは、きっとそのせいだと思った。
なぜならおれは、普段誰よりも声がでかく、誰よりも大きな声で笑って、
誰よりも表情豊かな人間だと自負していたから。
なので、「笑ってる人」とは、自分のこと。
一日一歌、まずは自分のために。

「歌よ」
いまや日課になったランニング。
河川敷を走っていて、その場で作った歌。
報道を観ていても、入ってくる情報はほんの一部。
おれらは知らない事の方が多い。
でも、「知らない」ということを自覚していないと、
買い占めなどのパニックを起こす。
大騒ぎしている人のほとんどは、何にも「知らない」人だ。
何が起ころうとも、おれの歌はいつもどおり。

「きみは泣きながら僕をぶつ」
不安、苦しさ、葛藤。
そして安堵、喜び、涙。
思わずこぶしで相手の胸を叩いてしまう。
このアイディアの元は、「僕は海じゃない」を作った時にあったもの。
今回、報道を観ていて(なんだかんだとよくテレビ観てる(笑))、
被災した人同士が再会し、涙してる映像から、この曲の完成へとつながった。
被災した人たちは本当にがんばっておられる。
おれに歌を作る力をくれる。
大変な人たちにこんな事をいうのは変かもしれないけど、
おれは心からお礼を言いたい。
お見舞いの言葉とは別に。
ありがとう。あなた方のおかげでいろんな事に気づかされます。
そして自分を奮い立たせ、がんばれます。
どうか元気でいてください。

「ずっと元気でいてくれよ」
こういう時だから、作る曲がどうしてもバラードっぽくなるので、
ここらで明るい曲を作ってみよう!と思って。
こういうのを、みんなで手拍子合わせて楽しむライブ、早くやりたい!
チャッ、チャッ、チャッ!チャッチャッ!
こんな具合に、会場全体で。

「誰ひとり」
思えば誰ひとりあきらめない。あきらめていないのだ。
この国のために、みんなががんばっている。
夢なんて、根性がなければあっという間にあきらめがつく。
自分をよく知れば、あきらめざるをえない夢などたくさんある。
でも、生きる事そのものに、あきらめもへったくれもない。
生きていく事をあきらめず、みんな必死でこの苦難に立ち向かっている。
歌の中で「ありがとう」を連呼するのなんて、
ちょっと恥ずかしくて普段ならできないけど、
飾り言葉ではなく自分が本当にそう思っていたら、
むしろ気持ちよく歌ってしまえるものだ。
そんな当たり前の事にも気づかされた。
つくづく、語呂とか響きだけにとらわれた作詞はダメです。
反省反省。

「誕生日やね」
ここ数日、数人の友だちやスタッフに子供が産まれた。
その報告をたくさんもらった。
うちのチビも、12回目の誕生日を迎えた。
産まれた命も、誕生日を迎えた人も、
この日を忘れることはないだろう。
何が起ころうと、それは本当におめでたい事だ。
被災地で誕生日を迎えた方々、よかったよかった。
おめでとうございます。

「部屋の隅っこには恋のかけら」
これは、こんな最中に人知れず(笑)出版されたおれの本のタイトル。
それのサウンドトラックみたいなものか。
誰にでもありそうな、思い出の断片を歌にしてみました。
「床にあのコの毛が落ちている」
どこぞの何の毛かは好きに想像してください。
青春とはそういうものである。


以上、とりあえず今アップしている曲の解説でした。
ここまで一週間、たくさんの人に聴いてもらって励ましてもらって、
本当にありがとう。この先の一週間もよろしくお願いします。

それで、先々週の金曜日から作り始めた曲の数々、
作りながら、歌いながら、録音しながら、いろいろ考えた事があります。

一日一歌。
作るのはあくまでおれの個人的な挑戦みたいな意味合いもある。
でもそれって、聴いてくれる人にはあんまり関係ないし、
場合によっては面倒くさい話でもあると思う。

だから、これからももちろん作るんだけれど、
たとえば、一月から二月にかけてたくさん録ったデモ音源の中にも、
「これは聴いてもらいたい!」と思うものもあるので、
そういうのも出していこうかなと思って。

それから、とりあえず二週間ではじめた「一日一歌」だけど、
その先は、みんなが聴きたい歌をおれが弾き語りで歌うのもいいな〜、
と思ったりもしています。
リクエストをもらって、おれが歌う。
できるものは何だって歌う。
おれは歌うたいやから。


そんな感じで、いまは考えています。
みんなの意見もまた聞かせてください。
よろしく。

トータス松本

2011.03.28 (Mon)
★トータス松本「一日一歌」〜部屋の隅っこには恋のかけら〜

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部屋の隅っこには恋のかけら/一日一歌

 

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